LUNA TECH / COLUMN
フリーランスコンサルタントのAI活用:調査・提案・振り返り
一人でコンサル業をしている人がAIで効率化できるのは、調査・提案書・振り返りの3つです。一人で回すと消えるのは「振り返り」です。AIの調査結果は必ず確認する、提案書は型から作る、振り返りを次の提案に使う。この順番で解説します。
この記事の目次
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ANSWER / この記事の結論
一人でコンサル業をしている人がAIで効率化できるのは、調査・提案書・振り返りの3つです。このうち、一人で回していると消えるのが「振り返り」です。AIの調査結果は必ず確認する、提案書は型から作る、振り返りを次の提案に使う。この3つで、調査から提案へのループが回り始めます。
01調査・提案・振り返りのうち消えるのは「振り返り」
フリーランスのコンサルタントの仕事から、一番先に消えるのは振り返りです。
コンサルタントの仕事は、調査して、提案して、結果を振り返って、次の提案に活かす。この繰り返しです。会社に所属していれば、振り返りは会議や報告書の形で強制的に発生します。一人だと発生しません。
たとえば、こんな流れになりがちです。
- 提案が通った。すぐ次の案件の調査が始まり、なぜ通ったかを整理する時間がない
- 提案が通らなかった。理由を考える前に、次の見積を出さなければならない
- 半年後、似た案件が来た。前回どんな提案をして、何が効いたかを思い出せない
調査と提案は締め切りがあるので消えません。振り返りには締め切りがないので、忙しい週に消えます。そして振り返りが消えると、毎回の提案がゼロからの積み上げになります。
Luna AIは、株式会社Luna Techの会社専用AIで、毎日の仕事を任せられる「育つAIの右腕」です。調査・見積書・提案書・振り返りの業務スキル(仕事の種類ごとに用意された機能)が最初から入っています。「見積書も議事録も調査も、全部ひとりで」やっている人にも使えます。この記事では、その3つの使いどころを順番に見ていきます。
02調査をAIに任せるときの注意:出典と確認
AIの調査結果は、必ず自分で確認してから使います。これが調査を任せる前提です。
調査はAIに任せやすい仕事です。市場の動き、業界の慣行、競合の打ち手。普段の言葉で「この業界の最近の動きを調べて」と伝えれば、調査の下書きが返ってきます。ここで浮くのは、調べ始めるまでの時間と、材料を並べる時間です。
ただし、AIの調査には次の注意があります。
- 出典を確認する。AIが挙げた情報が、どこから来たものかを自分で確かめる
- 数字は必ず一次情報に当たる。提案書に載せる数字は、元の資料で確認してから使う
- 古い情報が混ざることがある。いつ時点の話かを意識する
- 自分の専門領域では、自分の知識と食い違う点を見つけたら、AIではなく自分を信じて調べ直す
コンサルタントの提案書に載る数字や事実は、そのまま顧客の判断材料になります。AIの調査結果を確認せずに載せることは、自分の名前で保証できないものを渡すことと同じです。調査はAIが速くし、確認は人がする。この分担を崩さないことが、調査を任せる条件です。
Luna AIを使う場合も同じです。調査の業務スキルは「調べる時間」を減らしますが、「確かめる責任」は減らしません。むしろ、確認した結果と自分の判断を記録に残せる点が、次の提案で効いてきます。
03提案書は型から:ゼロから書かせない
提案書は、AIにゼロから書かせるのではなく、自分の過去の提案を型にして作ります。
AIに「提案書を書いて」と頼むと、それらしい構成のものが返ってきます。ただし中身は薄くなります。理由は、AIがあなたの過去の提案を知らないからです。どの構成で通ったか、どの言い回しが相手に刺さったか、どこで断られたか。この材料がないと、一般的な提案書しか作れません。
Luna AIでは、提案書を次の順番で作ります。
- 過去に出した提案書を渡す。通ったものと通らなかったものの両方が材料になる
- Luna AIが構成と判断の記録から「提案の型」を持つ。繰り返す仕事は自動で手順化される
- 新しい案件では「前と同じで、相手は製造業の小規模法人」のように普段の言葉で伝える
- 型をもとに用意された下書きを、相手ごとに変える部分だけ直す
ここで大事なのは「変える部分を決めるのは自分」だという点です。型は骨格を提供します。相手の課題に合わせて何を強調するか、何を削るかは、コンサルタントの判断です。Luna AIはその判断を記録し、次の案件で「この相手にはこう変えた」を引ける形にします。
たとえば、小規模法人向けの業務改善提案を繰り返しているコンサルタントなら、提案書の型は数回で安定します。その後は、相手ごとの判断の記録が増えていく段階に入ります。
04振り返りを次の提案に使う
振り返りは、記録として残して初めて次の提案に使えます。
一人で仕事をしていると、振り返りは頭の中で済ませがちです。「あの提案は価格で負けた」「あの案件は最初の打ち合わせで信頼を得た」。こうした気づきは確かにあります。ただ、頭の中にあるだけでは、半年後の提案には使えません。
Luna AIには振り返りの業務スキルが入っています。使い方は、案件が終わったときに普段の言葉で伝えるだけです。
- 「A社の提案、通った。決め手は初回の現状分析だった」
- 「B社は見送り。理由は予算の時期が合わなかった」
- 「C社は途中で要望が変わった。次は最初に範囲を固める」
Luna AIは会話から、案件ごとの判断と結果を記録として整理します。会話履歴として流れるのではなく、次に使える形で手元に蓄積されます。
この記録が次に効くのは、似た案件が来たときです。
- 調査の前に、過去の似た案件の振り返りを引く
- 提案書の型に、前回効いた要素を反映する
- 前回の失敗(範囲を固めなかった、時期を確認しなかった)を、今回は先回りして防ぐ
Luna AIの「育つ」は、この3段階で説明されています。記録を残す、手順を型にする、失敗をルール化して再発を防ぐ。コンサルタントの仕事では、振り返りが記録に残ることで、このループが一人でも回るようになります。
調査はAIが速くし、確認は人がする。提案は型から作り、変える部分は人が決める。振り返りは記録に残し、次に引く。この分担で、一人のコンサル業は回り方が変わります。
05よくある質問
一人でコンサル業をしている人が、AIで効率化できることは何ですか。
調査の下書き、提案書の型からの作成、案件ごとの振り返りの記録の3つです。調査で調べ始める時間を減らし、提案書をゼロから書かずに済み、振り返りが記録として残ることで次の提案に使えます。判断はすべて自分が持ちます。
AIの調査結果をそのまま提案書に使ってもいいですか。
そのまま使うことはおすすめしません。AIの調査結果は必ず自分で確認してから使います。出典を確かめ、数字は一次情報に当たり、いつ時点の情報かを意識してください。提案書に載る事実は、あなたの名前で保証するものです。
一般的なチャットAIでも提案書は作れます。何が違いますか。
一般的なチャットAIは、会話履歴は残りますが、過去の提案と判断を型として蓄積する形にはなりません。Luna AIは、提案の型と案件ごとの判断・振り返りが、次に使える形で手元のパソコンに蓄積されます。繰り返す仕事は自動で手順化され、「前と同じで」で通じるようになります。

