LUNA TECH / COLUMN

AI電話サービスの比較:タイプ別の違いと料金の見方

電話の一次対応をAIに任せるサービスは、番号で選ぶIVR・電話代行・AI電話(声で確認)の3タイプに分かれます。タイプ別の比較表、料金の見方、Luna Callを選ぶ理由と選ばない理由を、2026年10月時点の公式情報で説明します。

この記事の目次

CONTENTS

  1. 01AI電話サービスはどのタイプに分かれるか
  2. 02タイプ別の比較表
  3. 03項目ごとの違い:どこで差がつくか
  4. 04料金の見方:月額だけで比べない
  5. 05Luna Call を選ぶ理由/選ばない理由
  6. 06よくある質問

ANSWER / この記事の結論

電話に自動で応答するサービスは、「番号で選ぶIVR」「電話代行」「AI電話(声で確認する)」の3タイプに分かれます。 サービス名で選ぶ前に、自社の電話の用件がどのタイプに合うかを決めると、迷いません。 料金は、月額だけでなく、通話料と利用量に応じた費用を含めた合計で比べます。この記事の情報は、2026年10月時点のものです。

01AI電話サービスはどのタイプに分かれるか

電話の一次対応を自動化するサービスは、お客さまの操作と、聞き取りの方法で3タイプに分かれます。

  • 番号で選ぶIVR。音声ガイダンスに従って、お客さまが番号を押して用件を選ぶ仕組みです
  • 電話代行。外部のオペレーターが電話を受け、用件を聞いて伝言する仕組みです
  • AI電話(声で確認する)。お客さまが話した内容をAIが聞き取り、会話で必要な情報を揃える仕組みです。ボイスボットとも呼ばれます

なお、一般的なチャットAIは、文章のやり取りをするものです。電話回線に出て、声で応対する仕組みは別に必要になります。「ChatGPTで電話対応ができるか」と聞かれることがありますが、電話に出るには、電話の仕組みと会話の設計を持つサービスが要ります。

私たちのAI電話サービス Luna Call は、3つ目のAI電話にあたります。そのうえで、「番号で選ぶ」「声で確認する」「人が判断する」の3つの対応を、用件ごとに組み合わせる設計です。

02タイプ別の比較表

同じ項目で、3タイプと Luna Call を並べます。他社の個別のサービス名と料金は、この記事には書きません。最新の料金と機能は、各社の公式サイトでご確認ください。

項目 番号で選ぶIVR 電話代行 AI電話(声で確認) Luna Call
お客さまの操作 ガイダンスを聞いて番号を押す 人と話す 用件を話す 用件に応じて、番号で選ぶ・話す
向いている用件 選択肢がはっきりしている用件、部署の振り分け 取り次ぎ、伝言 予約・確認・ヒアリングなど、会話で情報を揃える用件 定型の受電と架電。判断が要る用件は人へ
苦手な用件 聞き取りが必要な用件 自社の事情に沿った回答 判断や相談が必要な用件 医療判断・契約判断などは人が担う
架電(かける電話) 対応しないものが多い サービスによる サービスによる 受電と架電を一体で運用
料金の構造 月額+通話に関わる費用 件数や時間に応じた費用 月額+利用量に応じた費用 1回線あたり月額2万円〜(税別)+従量費
維持の手間 選択肢の見直し 伝言内容の確認 会話の設計と改善 会話設計からテスト・改善まで支援

表の「料金の構造」は、タイプごとの一般的な形です。Luna Call の従量費は、通話料、Voice bot、AI機能(文字化・要約・分析・通知)で、利用量に応じて変わります。従量の単価と課金の開始日は、お見積りのときにご案内します。

03項目ごとの違い:どこで差がつくか

差がつくのは、聞き取り・人へ戻す条件・電話のあと、の3か所です。

1. 聞き取り。番号で選ぶIVRは、選択肢に収まる用件に強く、名前や希望日の聞き取りはできません。AI電話は、会話で情報を揃えます。選択肢が少ない用件はIVRのほうが早く済むため、どちらか一方ではなく、用件ごとに使い分けるのが現実的です。

2. 人へ戻す条件。どのタイプでも、判断や相談は人が受けます。違いは、その条件を先に設計できるかどうかです。Luna Call では、導入のときに、AIに任せる範囲と人へ戻す条件をセットで決めます。

3. 電話のあと。記録を書く、担当者に伝える、折り返す。電話の負担は通話のあとにも残ります。受電と架電を一体で運用できると、受けた電話の続きを、かける電話でつなげられます。

たとえば、小さな会社の受付です。営業時間の問い合わせは、番号で選ぶ案内で済みます。予約の希望日は、声で確認します。クレームは、人が受けます。1本の電話番号の中で、3つの対応を使い分けます。

04料金の見方:月額だけで比べない

AI電話の費用は、月額・通話料・利用量に応じた費用・設計の費用の4つで決まります。

  1. 月額。回線や利用枠ごとの固定費
  2. 通話料。受けた電話、かけた電話の通話に関わる費用
  3. 利用量に応じた費用。音声の認識や、文字化・要約などのAI機能の利用量
  4. 設計の費用。会話の設計やテストを、誰がどこまで担うか

Luna Call の場合、月額は1回線あたり2万円〜(税別)です。通話料、Voice bot、AI機能は従量費です。

比べるときは、自社の件数で合計を出します。参考として、月1,000件・1件5分の受電のうち70%がAIだけで完了した場合、人による一次対応は月83.3時間から25時間になります。これは説明用の仮定に基づく試算で、実績や効果を保証するものではありません。残る30%は従来と同じ5分の一次対応と仮定し、引き継ぎ後の対応や確認・改善の工数は含みません。

05Luna Call を選ぶ理由/選ばない理由

Luna Call が合うかどうかは、電話の中身で決まります。

選ぶ理由

  • 予約・確認・ヒアリングなど、会話で情報を揃える用件が多い
  • 受ける電話だけでなく、折り返しや日程確認などのかける電話も積み残している
  • 番号で選ぶ案内と、声で確認する応対を、1つの番号の中で使い分けたい
  • 会話の設計からテスト・改善まで、支援を受けながら進めたい

選ばない理由

  • 用件のほとんどが部署の振り分けで、番号で選ぶIVRで足りる
  • 件数が少なく、取り次ぎと伝言だけで済む
  • 判断や相談が電話の中心で、人が受ける前提を変えられない

Luna Call は、2026年10月1日にプレリリースを開始したサービスです。公開している導入事例はまだありません。現在公開しているのは、6つの業種での想定活用例と、説明用の試算例です。

06よくある質問

AI電話サービスのおすすめは何ですか?

サービス名の前に、タイプで選んでください。部署の振り分けが中心なら番号で選ぶIVR、取り次ぎと伝言なら電話代行、予約や確認など聞き取りが多いならAI電話が向いています。Luna Call は、AI電話に「番号で選ぶ」「人が判断する」を組み合わせる設計です。

AI電話の料金はいくらですか?

月額、通話料、利用量に応じた費用、設計の費用の合計で決まります。Luna Call は1回線あたり月額2万円〜(税別)で、通話料、Voice bot、AI機能は従量費です。他社の料金は、各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

ChatGPTで電話の対応はできますか?

一般的なチャットAIは文章のやり取りをするもので、電話に出る仕組みは別に必要です。電話の一次対応を任せるなら、電話回線への接続、会話の設計、人へ戻す条件を持つAI電話サービスを選びます。

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