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IVRとAI電話の違い:番号で選ぶか、声で確認するか

IVRとAI電話の違いは、お客さまに番号で選ばせるか、声で用件を聞き取るかです。向いている用件と苦手な用件を表で比べ、用件ごとに組み合わせる考え方、受電と架電の違い、導入前に確認する5つの項目を説明します。

この記事の目次

CONTENTS

  1. 01IVRとは:番号で選ぶ自動応答
  2. 02AI電話とは:声で確認する自動応答
  3. 03IVRとAI電話の違いを表で比べる
  4. 04どちらかではなく、用件ごとに組み合わせる
  5. 05受電だけか、架電もか
  6. 06導入前に確認する5つの項目
  7. 07よくある質問

ANSWER / この記事の結論

IVRとAI電話の違いは、お客さまに「番号で選ばせる」か、「声で用件を聞き取る」かです。 選択肢がはっきりした用件はIVRが、会話で情報を揃える用件はAI電話が向いています。 どちらか一方に決める必要はありません。用件ごとに組み合わせ、相談や例外は人が受けます。

01IVRとは:番号で選ぶ自動応答

IVRは、音声ガイダンスに従って、お客さまが番号を押して用件を選ぶ仕組みです。自動音声応答とも呼ばれます。

「ご予約の方は1を、お問い合わせの方は2を押してください」という案内が、IVRです。

向いている用件

  • 選択肢がはっきりしている用件
  • 担当部署への振り分け
  • 営業時間や場所など、決まった内容の案内

苦手な用件

  • 選択肢のどれにも当てはまらない用件
  • 名前や希望日など、聞き取りが必要な用件

選択肢が増えると、お客さまは最後まで聞かないと選べません。IVRは、選択肢が少なく、はっきりしているときに力を発揮します。

02AI電話とは:声で確認する自動応答

AI電話は、お客さまが話した内容をAIが聞き取り、会話で必要な情報を揃える仕組みです。ボイスボットとも呼ばれます。

お客さまは、番号を押さずに用件を話します。AIは、足りない情報を質問して確かめます。

向いている用件

  • 予約の受付や変更
  • 状況の確認
  • 問い合わせの内容のヒアリング

気をつける用件

  • 判断や相談が必要な用件
  • クレームや例外的な用件

AI電話は、聞き取りはできますが、判断はしません。判断が必要な用件を、どの条件で人に戻すか。これを先に決めておくことが前提です。

03IVRとAI電話の違いを表で比べる

2つの違いは、お客さまの操作と、向いている用件に表れます。

項目 IVR(番号で選ぶ) AI電話(声で確認する)
お客さまの操作 音声ガイダンスを聞き、番号を押す 用件を話す
向いている用件 選択肢がはっきりしている用件 会話で情報を揃える用件
苦手な用件 選択肢に収まらない用件 判断や相談が必要な用件
設計で決めること 選択肢と、振り分け先 質問と回答、人へ戻す条件
費用で確認すること 月額と、通話に関わる費用 月額に加えて、AIの利用量に応じた費用

費用の体系はサービスごとに違います。比べるときは、月額だけでなく、通話料や利用量に応じた費用まで含めて確認します。

04どちらかではなく、用件ごとに組み合わせる

IVRかAI電話かの二択にする必要はありません。用件ごとに、合う対応を選びます。

対応の種類は3つです。

  • 番号で選ぶ: 選択肢がはっきりしている用件
  • 声で確認する: 会話で情報を揃える用件
  • 人が判断する: 相談や例外

たとえば、クリニックの電話です。診療時間の案内は、番号で選ぶほうが早く済みます。予約の受付は、希望日を声で確認します。症状の相談は、人が受けます。1本の電話番号の中で、3つの対応を使い分けます。

私たちのAI電話サービス Luna Call は、この3つの対応を用件ごとに組み合わせる設計です。導入のときに、AIに任せる範囲と、人へ戻す条件をセットで決めます。

05受電だけか、架電もか

もう1つの違いは、受ける電話だけを扱うか、かける電話も扱うかです。

電話の仕事は、受けて終わりではありません。折り返し、日程の確認、問い合わせ後の初回連絡。かける電話が、後ろに積み残されていきます。

Luna Call は、受電と架電を一体で運用できます。定型の受電を受けながら、空いた時間に既存のお客さまへ架電する、という設計です。架電は、対象・案内内容・停止条件を定めたうえで運用します。

06導入前に確認する5つの項目

IVRでもAI電話でも、導入前に確認する項目は同じです。

  1. AIや自動応答に任せる範囲。どの用件を任せ、どの用件は任せないか
  2. 人へ戻す条件。どうなったら人につなぐか。緊急の用件はどう扱うか
  3. 使える電話番号。今の番号を使えるか。新しい番号の種類は何か
  4. 記録の扱い。録音・文字化・保存の範囲。誰が見られて、誰が直すか
  5. 費用の内訳。月額と、利用量に応じた費用。いつから課金されるか

Luna Call の場合は、次のとおりです。

  • 電話番号は、050・03・0120に加え、市外局番に対応します。既存の番号の接続方法と対応範囲は、個別に確認します
  • 録音・文字化・保存の範囲と、記録の閲覧範囲・修正の担当は、導入のときに先に決めます
  • 料金は、1回線あたり月額2万円〜(税別)です。通話料、Voice bot、AI機能(文字化・要約・分析・通知)は、利用量に応じた従量費です

07よくある質問

IVRとAI電話(ボイスボット)の違いは何ですか?

お客さまの操作が違います。IVRは、音声ガイダンスに従って番号を押して用件を選びます。AI電話は、お客さまが話した用件をAIが聞き取り、会話で必要な情報を揃えます。選択肢がはっきりした用件はIVRが、聞き取りが必要な用件はAI電話が向いています。

電話の自動応答を導入するなら、どちらがよいですか?

用件で決まります。振り分けや決まった案内が中心ならIVR、予約の受付や内容のヒアリングが多いならAI電話が向いています。実際には両方の用件が混ざるため、番号で選ぶ・声で確認する・人が判断する、を用件ごとに組み合わせる方法が現実的です。

AI電話を入れれば、人の電話対応はなくせますか?

なくす前提ではありません。AI電話が担うのは、定型の用件の一次対応です。判断や相談、クレームなどの例外は、人が受けます。大切なのは、AIに任せる範囲と、人へ戻す条件を、導入の前に決めておくことです。

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